先日、夏休みを取らせていただきまして、イタリアに行ってきました。
北のミラノから南イタリアのアマルフィまで10日間旅してきたのですが、イタリアの街並、景色はどこも素晴らしく、毎日感動の連続でした。
特に世界遺産の街は、建物がとても統一感があり、どこを見てもキレイな街並が続いているのですが、一つ気づいたことがありました。
それは、看板が少ないことです。
私は、海外旅行に行った際、海外の歯科医院の建物や看板を見つけて、つい見てしまうのですが、イタリアでは1件も歯科医院を見つけることができませんでした。
私が見落としてしまっていただけなのかもしれませんが、見当たりませんでした。
そこでなぜ、看板が少ないのか調べてみました。
ヨーロッパ4カ国(イギリス、イタリア、ドイツ、フランス)は、都市計画において景観規制が行われており、景観規制の対象となるエリアが非常に広いく、建物のデザイン、色など、細かい規制が行われているそうです。広告規制においても具体的にガイドラインで示されているケースが多く、内容も細かいとのこと。
それに比べて、日本では法律による規制は美観地区、風致地区など例外的なエリアに限られており、これ以外は強制力を持たない条例による規制が一般的。
日本の景観条例は比較的厳しいものでも規制が緩やかで、内容が曖昧とのことことです。
日本に比べて、かなり厳しいようですね。
規制のお陰でキレイな外観が保たれているのだと思いますが、お店を探すにはちょっと不便だなと思ってしまいました。
by-h