先日、妊娠9ヶ月の友達と会いました。
もう赤ちゃんが今にも産まれてくるんじゃないかと思うほど、大きなお腹で、久しぶりに会ったのでビックリしちゃいました。
彼女に新婦生活の話をいろいろと聞いたのですが、彼女は、妊娠初期の悪阻がまったくなかったようで、歯磨きも妊娠前と同様に行うことができたと話してくれました。
しかし、妊娠初期の悪阻によって、歯を磨くと吐き気がくると訴える妊婦さんは多くいらっしゃるようで、妊娠2ヶ月では、約50%の人が歯を磨くと吐き気がくるそうです。
ところが、妊娠中はむし歯や歯周病になりやすいもっとも要注意な時期!!
歯磨きをしないでいるのはとても危険なのです。
では、どのようにしたらよいのでしょうか?
以下のことに気をつけて磨いていただくことをお勧めします。
①顔を下に向けて磨きましょう
②歯ブラシは小さめのものを選びましょう
③香料の少ない歯磨き粉を使用しましょう
④奥から前へかきだすようにみがきましょう
また、できるだけ体調のよい時間に歯磨きをすると良いでしょう。
悪阻は、朝の起床時や疲れのたまった夜、あるいは食後につらくなることが多いようです。
吐き気があるときに歯を磨くのは、とてもつらいことです。
歯磨きは、お食事のあとに行うことが効果的ですが、食事をとったあとに悪阻がつらいときなどは、無理をせず、体調のよい時間を見つけて行うことが大切です。
リラックスできるお風呂の時間などを利用するのも良いそうです。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、歯科医院でのクリーニングを行うことも、むし歯や歯周病の予防にはとても効果的です。
最近は、働くママさんが増え、オフィスビルの中にある当院でも妊娠中の患者様が多くいらっしゃるようになりました。
出産後は、なかなか歯科医院に通院することが難しくなりがちです。
妊娠中にしっかりクリーニングを行い、またよい歯磨き習慣を身につけていただければと思っております。
☆byーh☆