こんにちは☆
すっかり涼しくなって、秋めいてきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいで、みなさん気をつけて下さい。
私は、最近下の顎の親知らずが痛くて、左の奥歯で物を咬めない時がありました。
その影響で食事をあまりしっかりとれず、風邪を引きました(**
やはり食事を取れないのは、すごくつらいですね。。
私と同じような症状で、つらい思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
智歯周囲炎 (いわゆる親知らずの炎症)
人類の進化に伴い、また生活様式の変化により、現代人は顎骨が退化し次第に小さくなってきています。
それに対し、歯は栄養状態の改善によってむしろ大きくなってきている傾向があります。
その結果、現代人では第三大臼歯(親知らず)が萌出余地の狭小により、埋伏したり位置異常を呈することが多くなりました。
このような歯の周囲歯肉は、歯周ポケットを形成しやすく、機械的な清掃が行いにくくなっています。
そのため、プラークが付着停滞しやすく炎症を起こしやすい環境にあります。
症状
初期の炎症で歯の周囲歯肉に炎症が限局している場合は、歯肉の発赤、腫脹、自発痛、圧痛があります。
さらに炎症が進展すると、所属リンパ節の腫脹・圧痛や、顎骨周囲の軟組織に波及して筋肉性開口障害をきたしたり、扁桃周囲炎や組織隙の広範な炎症、すなわち蜂窩織炎を起こすことがあります。
また顎骨のほうへ進展すると顎骨炎を引き起こすことになります。
治療法
消炎
まずは、局所の消毒や抗生剤の投与によって、急性炎症の消退をはかります。
その後、原因となった第三大臼歯の抜歯を行います。
私の親知らずに起こっていたのも、この智歯周囲炎です。
私もそうかも!?と思った方は、歯科医院に行くことをおすすめします。
セルフケアとしては、下の写真のようなブラシで親知らずの周りのプラークを
取り除くなどの方法があります。
詳しくは、歯科医院で、その状態にあった処置、指導を受けましょう。
タフトブラシ
お口の中の健康から、全身の健康を保っていきましょう。
そして、食欲の秋を満喫しましょう(^^)