口腔ケアがウイルス感染予防に繋がります

こんにちは!

新橋・汐留駅から徒歩1分の歯医者、汐留シティセンター歯科です。

今年も残すところあと2ヵ月になりましたね!地方出身の私は、今年の年末は地元に帰れるかな…と、毎日新型コロナウイルスの感染者数が気になっております。。

本日6日、東京都が確認した新型コロナの新規感染者数は29人。先週の土曜日(1030日)より6人増えましたが、1日の感染者数が10日連続で30人を下回っているようですね。

ヨーロッパ・ロシア・中央アジアなど53か国で先週確認された感染者の数は6%、死者の数は12%、いずれも前の週よりも増加したとWHOから発表がありますが、日本でも感染者数のリバウンドがないようにしていかなくてはならないですね。

ウイルス感染予防として手洗い・うがいは基本の事、マスクも今では誰でも必要なことを知っています。

口腔ケアとしての歯磨きは、インフルエンザへの感染リスクを下げることが明らかになっており、新型コロナウイルス感染においても予防や重症化の軽減効果が、高いと報告が上がってきているようですので、口腔ケアの大切さも皆様知っていただき、日々徹底して予防していただきたいと思います。

なぜ、口腔ケアで感染予防効果があるの??

お口の中には、ウイルスの感染を助ける歯周病菌がいるからです。

お口の中にはプロテアーゼという酵素があります。このプロテアーゼによってウイルスが口腔内の粘膜細胞から体内に侵入しやすくなります。

歯周病菌は、そのプロテアーゼを産出する事が出来るので、歯周病の人や歯石・歯垢が溜まっている人は口腔内にプロテアーゼが特に増殖しています。

つまり、口腔ケアが不十分ですとウイルス感染リスクが上がるのです。

研究データによると、インフルエンザだけの感染よりも、インフルエンザ+歯周病菌の人の方が感染が早くなる事がわかっています。

お口から侵入してくるウイルスを、プロテアーゼによって粘膜を経て体内に侵入させないようにする為にも、、歯科疾患を進行させないようにする為にも……ですが、

ぜひ、口腔ケアの大切さを理解していただき、普段のハミガキだけではなく定期的に歯石とりやPMTCのクリーニングを受診し、口腔内環境を良好に保っておきましょう。

緊急事態宣言解除に伴い、クリーニングに来院される患者様が多くなってきております。暫く歯医者に行くのを途絶えていらっしゃる方、溜め込んだ歯石やバイオフィルムをしっかり落としてお口の中の虫歯・歯周病菌も減らさせていただきますので、御予約お待ち致しております。

これから乾燥の季節で感染リスクがより高くなりますので、皆様気を付けて参りましょう。