アフターピルはオンラインで即日処方可能？おすすめクリニックも紹介

アフターピルが必要な場面で、婦人科の予約が取れなかったり診療時間外だったりすると焦りますよね。

そんな時に便利なのが、即日処方してもらえる、オンラインでのアフターピル処方です。

しかし、アフターピルのオンライン処方は安全なのか心配な点もあるでしょう。

そこで本記事では、アフターピルのオンラインでの即日処方について、条件や注意点を詳しく解説しています！

おすすめクリニックも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

アフターピルをオンラインで即日処方するための5つの条件

アフターピルをオンラインで即日処方してもらうにはいくつか条件があります。

ここでは、その条件について詳しく解説していきます。

1.即日発送の締切に間に合っている

受付時間や予約不要のオンラインクリニックは多いですが、即日発送してもらうには、決済が締切時間に間に合っている必要があります。

各クリニックで「即日発送は当日の10時までに」などの条件がありますので、必ず確認しておきましょう。

また、即日発送には別途料金が必要になることもあります。

受診前に、追加料金が必要か、どれくらいかかるかの確認も必要です。

即日発送対応クリニック	対応地域	締切時間	追加料金（税込）
クイックピル	東京23区内	22：30までに決済完了	9,900円
あしたのピル	東京23区内	18：10までに決済完了 ※原則3時間以内の配達	5,500円
緊急アフピル	東京・千葉・神奈川・埼玉・栃木・茨城・山梨・群馬・名古屋市・大阪市	東京23区内：17：30までに決済完了 上記以外：10：00までに決済完了	9,900円

2.本人確認をすぐに完了できる

オンラインクリニックを利用する際は、上記のいずれかの書類等で本人確認が必要になります。

オンラインクリニック予約時に、手元に身分証明書を準備しておきましょう。

健康保険証と免許証があれば、ほぼ問題なく本人確認を完了できます。

また、アフターピルの処方は自由診療になるため、必ずしも健康保険証でなくてもかまいません。

すぐに準備できない場合、診察が受けられずアフターピルの即日処方が難しくなる可能性が高くなりますので注意しましょう。

3.医師の診察を受けて問題がない

アフターピルは、服用できない人や併用禁忌の薬、注意が必要な人などの条件があります。

オンライン診療を受けて問題なしと判断されないと、アフターピルは即日処方されません。

また、服用中の薬の種類によっては、アフターピルの効果が減退することがわかっています。

既往がある方、抗生剤や常用している薬がある方は、漏れなく申告するようにしてください。

参考文献：European Medicines Agency（欧州医薬品庁）「ellaOne, INN-ulipristal acetate：Interaction with other medicinal products and other forms of interaction」

参考文献：日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

4.即日発送に対応している地域に住んでいる

即日発送は、対応地域が限定されていることがあります。

即日発送を希望する場合は、利用するオンラインクリニックの配送地域を確認しましょう。

対象外の地域の場合、早い時間の診察・決済であれば、通常配送でも翌日には手元に届く可能性があります。

72時間以内の服用が推奨されるため、アフターピルが必要になった場合は早めに受診するようにしましょう。

5.診察後すぐに支払いできる

アフターピルの即日処方のためには、支払いはすぐにできることも必要です。

診察後すぐに支払いができない場合、即日処方ができなくなる可能性があります。

特に、銀行振込などの場合は、こちらから振込その確認ができるまでのタイムラグもあります。

オンラインクリニックの予約時に支払い方法が選べることが多いため、クレジットカードなどを事前に準備しておきましょう。

もしくは、後払いや代金引換に対応できるクリニックを選ぶのも選択肢の一つです。

アフターピルのオンライン処方は72時間有効または120時間有効がある

アフターピルには72時間以内に服用するものと120時間以内に服用するものがあります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

72時間以内に服用するアフターピル

72時間以内に服用するアフターピルは、レボノルゲストレルが配合された薬剤が使用されます。

レボノルゲストレル製剤は、妊娠阻止率が高く副作用が少ない薬剤として知られています。

日本では、2011年に国内承認されているノルレボの処方が主流となっています。

ヤッペ法は、レボノルゲストレル製剤より安価ですが、妊娠阻止率は劣るため現在はあまり選択されていません。

参考文献：日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

120時間以内に服用するアフターピル

120時間以内に服用するアフターピルは、有効成分にウリプリスタール酢酸エステルが配合されています。

120時間（5日）以内という期間の長さもあり、すぐにアフターピルを取りに行けない方に重宝されています。

欧米ではこちらの方が主流ですが、日本では各クリニックでの個人輸入品です。

個人輸入かつ国内未承認薬のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外ですので注意してください。

アフターピル即日処方のおすすめオンラインクリニック5選！

ここからは、アフターピルの即日処方におすすめするオンラインクリニックを5つ紹介してきます。

どんなクリニックがいいのか参考にしたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね！

1.クイックピル【最速1時間で即日手元に届く】

クイックピルは、24時間365日受付可能、3分で診察完了、最短1時間でアフターピルが手元に届くスピーディーさが特徴です。

16時までに決済完了で当日発送、東京23区内なら22時30分までの決済完了で当日手元に到着するスピードは他にありません。

また、72時間有効のレボノルゲストレルなら8,000円台と比較的低価格なのも魅力です。

アフターピルが即日届く、さらに安いオンラインクリニックを探している方にはぴったりです！

緊急避妊薬専門の女性医師も在籍しているため、アフターピル処方までが早く、できるだけ女性に診てほしいという方にもおすすめですよ。

2.エニピル【即日発送・最短翌日ポストに届く】

エニピルは、24時間診療対応、問診票に記入後30分以内にオンライン診療が受けられるのが特徴です。

通常配送なのに、15時までに購入完了で即日配送、最短翌日に手元に届くスピーディーさも魅力ですよ！

2個セットの他、妊娠検査薬セットや副作用の緩和薬剤セットなども充実しています。

アフターピルの副作用が気になる方や妊娠検査薬も一緒に購入したい方にはおすすめです。

種類	値段（税込）
72時間以内用	レボノルゲストレル：単品　10,978円 2個セット　18,150円
120時間以内用	エラ：単品　10,978円 2個セット　18,150円
診察代・送料	診察代：無料 送料：550円 システム利用料：3,300円

＼妊娠検査薬セットプランもあり！／

3.クリニックフォア【即日発送&低下価格が魅力！】

クリニックフォアは、オンライン診療実績600万件以上（※）の実績を誇るオンラインクリニックです。
※2020年4月～2025年3月

アフターピルも海外製、国内製と先発品・後発品の5種類あり、より最適な薬を選択してもらえます。

ノルレボ（国内先発品）以外は10,000円以内で購入できる低価格なところもポイント！

また、後払いや代金引換にも対応しておりクレジットカードを利用したくない方にもおすすめです。

4.スマルナ【後払いでも即日発送可能】

スマルナは、国内で認可・使用されている薬のみを処方するのが特徴です。

副作用が心配な方は、吐き気止めのドンペリドンも処方してもらえます。

ただ、72時間以内服用のレボノルゲストレル製剤のみを取り扱っているため、3日以内に間に合わない場合は注意が必要です。

スマルナは、atone翌月払い（※）が利用できるため、すぐに支払いができない時にも安心ですよ。
※初回利用時にatoneへの会員登録が必要

5.あしたのクリニック【最短1時間&追跡サービスあり】

項目	内容
プラン	・アフターピル
キャンペーン	–
取り扱いピル	【アフターピル】 ・マドンナ（Madonnna　2錠タイプ） ・ジョセイ（Josei）
注意事項	–
決済方法	・クレジットカード ・銀行振込 ・後払い
受診できる年齢	18歳以上

あしたのクリニックは、24時間対応、最短1時間で薬が手元に届く上にLINEから簡単に診察が受けられる手軽さが特徴です。

さらに、あしたのクリニックは後払い（※）が選択できるため、クレジットカード決済が難しいけど早く欲しいという方にぴったりです。
※発送後5日以内に支払い必須

18時10分までに決済が完了すれば即日発送で対応してくれますし、追跡サービス付きで手元に届くまでの安心感もあります。

男性の名前でも購入可能ですので、匿名性が高いオンラインクリニックを探している方におすすめですよ。

種類	値段（税込）
72時間以内用	マドンナ（2錠タイプ）：8,800円
120時間以内用	ジョセイ：単品　13,750円
診察代・送料	診察代：無料 配送事務手数料：1,000円 エクスプレス配送：5,500円

＼最短3時間で手元に届く！／

アフターピルをオンラインで即日処方してもらうための注意点3つ

アフターピルはオンラインクリニックで即日処方してもらえますが、注意点が3つあります。

しっかり効果を得るためにも必要なことですので、必ずチェックしてください。

1.避妊失敗の状況はしっかり伝える！

避妊に失敗した日時は、非常に重要な情報になります。

アフターピルは、早ければ早いほど妊娠阻止率が高くなることがわかっています。

また、どの薬を選択するかにも大きく影響します。

望まない妊娠を回避するためにも必要ですので、「〇月〇日の〇時ごろ」「△日前の夜」などできるだけ正確に日時を伝えましょう。

2.身長・体重を聞かれた場合は正確に答える！

レボノルケストレルはBMIが25未満、ウリプリスタール酢酸エステルはBMIが30未満で効果がある

アフターピルは、上記BMIを超えると効果が減退することがわかっています。

医師の診察中、身長・体重を聞かれた場合は、正確に答えるようにしましょう。

特に、体重をごまかしてしまうと薬の選択に影響しかねません。

直接聞かれなくても、問診等で身長・体重の項目があれば正確に記入しましょうね。

身長160cmの女性の場合、47～64㎏は標準、64㎏以上でBMI25になります。

参考文献：National Library of Medicine「Pharmacokinetics of levonorgestrel and ulipristal acetate emergency contraception in women with normal and obese body mass index」

3.服用後2時間以内に嘔吐した場合はすぐに相談する！

アフターピル服用後、2時間以内に嘔吐した場合、効果が薄れる可能性があります。

状況によって、再服用が必要か判断が分かれるため、嘔吐した場合は自己判断せず、すぐに医師に相談してください。

再服用が必要な場合は、速やかにアフターピルを処方・服用しましょう。

2時間以上経過していれば、嘔吐してしまっても問題ないとされていますので安心してくださいね。

参考文献：日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

アフターピルをオンラインで即日処方に関するよくある質問

アフターピルをオンラインで即日処方してもらうことに関するよくある質問を紹介します。

多くの方が疑問に思っていることでもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

アフターピルをオンラインで即日処方してもらうのは保険適用できる？

アフターピルの処方は、オンライン・対面診療に関わらず自由診療となるため、保険適用できません。

利用を迷う時は、各クリニックの無料相談などを活用しましょう。

費用は、診察から処方までで1万円～2万円程度です。

ただ、性暴力被害にあった場合、診察費用等が公費負担されることもあります。

その場合は、居住地域によってサポートが異なるため、各警察署や病院、NPO法人などに問い合わせましょう。

アフターピルをオンラインで即日処方してもらったら妊娠しない？

アフターピルをオンラインで即日処方してもらい、その日のうちに服用すれば、高い確率で妊娠を阻止できるでしょう。

しかし、24時間以内の服用で95%以上の妊娠阻止率と言われていても、100％妊娠しないわけではありません。

時間が経てば経つほど妊娠阻止率は下がっていくため、迅速な対応が求められます。

それでも、即日処方、服用できたから安心と言い切れないのも事実です。

アフターピルをオンラインで即日処方してもらった後、いつから性行為できる？

通常、アフターピル服用後は避妊が成功したことが確認できるまでは性行為を避けるよう指導されます。

アフターピルは、服用後も効果が長く続くというわけではないからです。

100％成功する避妊方法がない以上、避妊をしているからと性行為をするのはおすすめしません。

生理予定日前後から1週間以内に出血が始まるため、その生理が終わるまでは、性行為は控えましょう。

ただ、出血があっても、いつもより少なかったり生理痛が軽かったりする場合は、妊娠してる可能性もあります。

その場合は、妊娠検査薬で検査もしくは産婦人科を受診してください。

まとめ

今回は、アフターピルをオンラインで即日処方してもらうための条件などについて詳しく解説しました。

比較的早い時間に診察、決済が完了すれば、通常配送でも即日発送・翌日手元に届くことが多いことがわかります。

即日発送対応地域であれば、決済完了後1時間程度で手元に届くため、急いでいる方は利用を検討するのもいいですね。

アフターピルは、服用が早ければ早いほど妊娠阻止率が高くなりますので、不安な時は無料相談なども活用してみましょう。

アフターピルをオンラインで即日処方してもらいたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。