中用量ピルと低用量ピルの違いは?目的別の選び方完全ガイド

中用量ピルと低用量ピルの違いは?目的別の選び方完全ガイド

「生理痛やPMSがつらいけど、低用量ピルでいいの?」
「中用量ピルはどんな人におすすめ?」

このように、低用量ピル・中用量ピルに関する悩みや疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

ピルには種類があり、それぞれ特徴や目的が異なります。

本記事では、中用量ピルと低用量ピルの違いや目的別の選び方、ライフステージごとの注意点を詳しく解説します。

最後まで読めばピル選びの疑問や不安が解消されるので、ぜひ参考にしてくださいね。

低用量ピル・中用量ピルをオンラインで処方できるクリニックは以下をチェックしてください♪

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低用量ピル(税込)初月 0 円
2回目以降
2,970円~
2,255円~2,420円2,980円〜2,563円~2,690円~2,600円~2,641円
超低用量ピル(税込)4,180円~4,785円2,980円〜4,510円~5,309円~3,107円~
ミニピル(税込)1,950円~3,850円~5,707円
中用量ピル(税込)1,980円~5,478円~6,050円7,700円7,678円~3,278円~5,160円~7,040円
アフターピル(税込)8,950円~8,778円~7,800円~11,480円〜12,480円10,978円4,378円~
決済方法・クレジットカード
・Amazon Pay
・キャリア決済
・あと払いペイディ
・NP後払い
・クレジットカード
・Paidy
・GMO後払い
・代金引換
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受診できる年齢17歳以下の方には保護者の
同意・同席を必須
オンライン診療においては15歳以上を対象18歳未満の方は、診察時に保護者の同席が必須18歳以上制限なし15歳で高校生の方は「学生証」の提示を必須とさせて頂いております。
・低用量ピル 高校生(15歳)以上、45歳未満
・アフターピル 高校生(15歳)以上
18歳未満の方が受診される場合、保護者の同意が必要です。
診療代(税込)診察代無料無料
※低用量ピル12ヶ月まとめて定期にクーポンコード[PILL12]を決済でご利用した場合。お薬を処方されない場合は、診察料が発生いたします。
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システム使用料 3,630円
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バイク便 8,690
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目次

【前提】中用量ピル・低用量ピルとは?

ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)の女性ホルモンを成分とする薬剤です。

中用量ピルと低用量ピルの主な違いは、以下を参考にしてください♪

中用量ピル低用量ピル
エストロゲン量0.05mg以上0.05mg未満
国内で流通している種類・プラノバール・シンフェーズ
・トリキュラー
・ラベルフィーユ
・アンジュ
・マーベロン
・ファボワール
処方目的・緊急避妊(アフターピルとしての使用)
・月経移動(生理日の調整)
・重い月経困難症や過多月経の治療
・避妊効果
・月経困難症
・子宮内膜症
・月経前症候群(PMS)
費用相場(税込)5,000〜6,000円前後
(1シート)
2,500〜3,500円前後
(1シート)
ピルの保険適用について

ピルの費用は、月経困難症や子宮内膜症、月経過多の治療を目的とする場合は保険が適用されます。

一方、避妊目的や月経移動(生理日調整)など、病気の治療が目的ではない場合は自費診療の扱いです。

上記のように、中用量ピルと低用量ピルは処方目的や薬の種類、相場まで大きく異なります。

自身の目的や健康状態に合わせて、医師と相談しながら適切なピルを選びましょう。

中用量ピルと低用量ピルの5つの違い

中用量ピルと低用量ピルの5つの違い

ここでは、中用量ピルと低用量ピルの違いをさらに深堀りしていきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.含まれるエストロゲン量

中用量ピルと低用量ピルの大きな違いはエストロゲンの配合量です。

ピルの種類含まれるエストロゲン量
中用量ピル0.05mg以上
低用量ピル0.05mg未満

中用量ピルは1錠あたり0.05mg以上のエストロゲンを含んでおり、低用量ピルと比較してエストロゲンの配合量が多くなっています。

エストロゲンは子宮内膜を厚くしたり、排卵を調整したりする働きがあります。

中用量ピルはホルモン量が多いぶん大きな効果が期待できますが、副作用のリスクも高くなるため適切に選ぶのが大切です。

2.処方目的

中用量ピルと低用量ピルは、処方される目的が異なります。

ピルの種類処方目的
中用量ピル・緊急避妊(アフターピルとしての使用)
・月経移動(生理日の調整)
・重い月経困難症や過多月経の治療
低用量ピル・避妊効果
・月経困難症
・子宮内膜症
・月経前症候群(PMS)

中用量ピルはホルモン含有量が多いため、アフターピルや月経移動など短期間で効果を期待する場合に用いられます。

一方、低用量ピルはホルモン含有量が少ないため、月経関連のトラブル改善を目的として継続的に服用するのが一般的です。

目的がそれぞれ異なるため、中用量ピルと低用量ピルについてしっかりと理解しておくのが大切です。

3.服用スケジュールと期間

中用量ピルと低用量ピルでは、服用スケジュールや期間にも違いがあります。

ピルの種類服用スケジュールや期間
中用量ピル【生理を早めたい場合】
・生理開始から3~5日目に服用を開始
・最低10日間服用
・服用を中止すると通常2~5日後に生理が始まる

【生理を遅らせたい場合】
・生理予定日の5~7日前から服用を開始
・服用を中止すると通常2~3日後に生理が始まる
低用量ピル・Day1スタート:月経初日から飲み始める
・Sunday(サンデー)スタート:月経が始まった最初の日曜日から飲み始める

中用量ピルは月経移動や緊急避妊など比較的短期間の服用のため、月経を早めたい場合と遅らせたい場合で服用スケジュールが異なります。

低用量ピルは避妊や月経困難症の改善などを目的として、1日1回1錠を毎日ほぼ同じ時刻に服用します。

表のように低用量ピルを服用を開始するパターンは複数あるため、ライフスタイルに合わせましょう。

4.避妊効果

中用量ピルと低用量ピルは、避妊を目的とする場合の使われ方にも違いがあります。

ピルの種類避妊効果
中用量ピル・緊急避妊薬(アフターピル)として用いられる
・性交後72時間以内の服用
・約80%以上の避妊効果が期待できる
低用量ピル・排卵が抑制
・子宮内膜が受精卵の着床に適さない状態に変化させる
・7日目以降に避妊効果が期待できる

上記のように、緊急で避妊したいときは中用量ピル、継続的に避妊したい場合は低用量ピルの使用が一般的です。

それぞれ避妊効果を得られる服用時間・期間に注意しましょう。

体への負担も考慮すると計画的な避妊には低用量ピルの使用が推奨されます。

5.副作用とリスク

中用量ピルと低用量ピルは、どちらも副作用が起こる可能性があります。

共通してみられる主な副作用は、以下が挙げられます。

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副作用症状対処法や注意点
頭痛軽度の頭痛が起こる場合がある服用を続けるうちに和らぐことが多いが、長く続く・強まるときは医師へ相談する
吐き気服用を始めてすぐの頃にムカムカして気分が悪くなりやすい食後に服用すると軽減しやすいが、強い嘔吐が続く場合は受診する
不正出血月経以外のタイミングで少量の出血が見られることがある服用を継続すると落ち着くが、長期化・出血量が多いときは医師に相談する
むくみ水分バランスの変化で顔や脚が腫れぼったく感じることがある塩分控えめの食事とこまめな水分補給を意識する
気分の変化ホルモンの影響でイライラや落ち込みやすくなる軽い運動や趣味でストレス発散する
血栓症のリスク血流停滞により、ごくまれに血の塊ができる脚の痛み・腫れ・息苦しさが出たらすぐに受診する


上記の症状は服用を始めた頃に現れやすく、体が慣れるにつれて軽減していく場合が多いですが、血栓症のリスクは特に注意しましょう。

ピルに含まれるエストロゲンには、血液を固まりやすくする作用があるためです。

ピル服用による血栓症のリスクは、服用していない人と比較して高くなるものの、年間10,000人あたり3~9人ほどとされています。(参照:日本産科婦人科学会

中用量ピルは低用量ピルに比べてホルモン含有量が多いため、副作用のリスクがやや高くなる点も覚えておきましょう。

【目的別】中用量ピルと低用量ピルを選ぶポイント

【目的別】中用量ピルと低用量ピルを選ぶポイント

ピルを選ぶときは、目的を明確にしておくのが大切です。

生理日を調整したいのか、PMSの症状を和らげたいのかによって適したピルは異なります。

ここでは、目的別にピルを選ぶポイントを解説します。

【目的別】中用量ピルと低用量ピルを選ぶポイント

ひとつずつ見ていきましょう。

生理日をずらしたいなら中用量ピル

月経移動が目的の場合は、中用量ピルが用いられます。

旅行・試験・スポーツの大会など大切な予定と生理が重なりそうな場合、生理日をずらいたい方もいますよね。

中用量ピルはホルモン含有量が多いため、以下のスケジュールで効果的に生理周期をコントロールできます。

生理を遅らせたい場合
  1. 生理開始予定日の5~7日前から中用量ピルを服用する
  2. 生理を避けたい期間が終了するまで毎日1錠を服用する
  3. 服用を中止すると、通常2~3日ほどで生理が来る

逆に生理を早めたい場合は、前の生理が始まってから数日以内に服用を開始し、一定期間服用した後に中止すれば通常よりも早く生理が来ます。

体への負担も考慮し、計画的におこないましょう。

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避妊効果とPMS軽減を求めるなら低用量ピル

避妊を望む場合や月経前症候群(PMS)の症状を和らげたい場合は、低用量ピルが適しています。

低用量ピルを正しく服用すれば、子宮内膜が厚くなるのを抑えて受精卵が着床しにくい状態にして、精子が子宮内に入りにくくするため高い避妊効果が期待できます。

さらに体内のホルモンバランスを安定させ、以下のような症状の改善・緩和が期待できます。

  • 生理前に起こりやすいイライラ・気分の落ち込み
  • 頭痛
  • 腹痛
  • 乳房の張り

月経前症候群(PMS)の症状はさまざまで、日常生活に支障をきたす場合も少なくありません。

低用量ピルは、女性にとって生活の質を向上させる有効な選択肢といえるでしょう。

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【ライフステージ別】中用量ピルや低用量ピルを選ぶときの注意点

【ライフステージ別】中用量ピルや低用量ピルを選ぶときの注意点

ピルの服用は、年齢やライフステージによって注意点があります。

ここでは、以下のライフステージ別にピルを選ぶときの注意点を解説します。

【ライフステージ別】中用量ピルや低用量ピルを選ぶときの注意点

安全かつ効果的にピルを使用するためにも、自身の状況に合わせた注意点を把握しておきましょう。

10代~20代

10代~20代の女性には、低用量ピルによる生理痛(月経困難症)や月経前症候群(PMS)の治療が有効です。

ピルの種類特徴・注意点
中用量ピル・基本的には常用には向かず、短期使用が前提
・生理日移動や無月経の治療目的で処方される
・副作用が出やすいため、医師の判断と管理が必須
低用量ピル・初めてのピルとして処方されることが多い
・長期服用が可能
・避妊やPMSの緩和、肌荒れ改善にも使われる
・副作用は少ないが、体調変化が起こりやすいため定期的な診察が重要

上記の理由から、10代~20代の場合は中用量ピルよりも低用量ピルが推奨されます。

また成長期にある10代の場合、骨の成長への影響を心配する意見ありますが、現在の低用量ピルではそのリスクは低いと考えられています。

世界保健機関(WHO)のガイドラインでは「初経を迎えていれば、年齢に関わらずピルを服用できる」とされています。

避妊目的での使用もできますが、性感染症の予防効果はないためコンドームとの併用が推奨されます。

産後・授乳中

出産後の女性がピルの服用を再開・開始するときは、いくつかの注意点があります。

ピルの種類特徴・注意点
中用量ピル・授乳中は基本的に使用不可
・生理再開時のリズム調整など短期使用に限られる
・使用時は医師による慎重な判断が必要
低用量ピル・授乳中はエストロゲンの影響で母乳が減る可能性があり、使用は避けるか慎重に判断する
・産後6ヶ月以降で授乳を終えていれば処方されることが多い
・産後のホルモンバランス変化により副作用が出やすい場合がある

出産直後は血栓症のリスクが通常よりも高いため、安全性を考慮して産後3週間(21日)を過ぎてからピルを服用できます。

ただし、あくまで目安であり健康状態によって医師が判断します。

また、授乳期間中はピルの服用は母乳の出を悪くする可能性があるため推奨されません。

断乳とともに、ピルの服用を検討しましょう。

40代以降

40代以降の女性がピルを服用する際には、血栓症のリスクをはじめいくつかの注意があります。

ピルの種類特徴・注意点
中用量ピル・年齢とともに副作用やリスクが高まるため処方されにくい
・生理不順などへの一時的な対応で使用される場合もある
・健康状態に応じて医師が慎重に処方を判断する
低用量ピル・更年期症状の緩和やホルモン補充目的で使われることもある
・血栓症や高血圧、心疾患リスクのある人は注意が必要
・喫煙者には禁忌となるケースが多い

年齢とともにエストロゲンの作用で血液が固まりやすくなるため、40歳を超えると血栓症のリスクが上昇します。

喫煙者や肥満、高血圧などの生活習慣病がある場合は、さらにリスクが高くなります。

そのため、ミニピルなど他の選択肢も考慮しましょう。

ミニピルの特徴
  • エストロゲンを含まないため血栓症のリスクが低い
  • 40代以降の女性や中用量・低用量ピルが使えない方でも服用できる
  • 生理痛やPMSの改善、避妊効果が期待できる

ホルモンバランスも変化するため、定期的な婦人科検診を受け健康状態に最適な方法を選ぶのが大切です。

中用量ピルと低用量ピルの違いに関するよくある質問

中用量ピルと低用量ピルの違いに関するよくある質問をまとめました。

ピルを選ぶときの参考にしてください。

中用量ピルのプラノバールは太る?

プラノバールを服用した5%未満の人が、むくみ(浮腫)や体重が増加した報告があります。

しかし、体重が増加した主な原因はホルモンの影響による一時的なむくみの場合が多いです。

体脂肪が実際に増える「太る」とは異なります。

中用量ピルと低用量ピルは併用できる?

低用量ピルを服用していても、緊急避妊薬(アフターピル)として中用量ピルを併用することはできます。

しかし、中用量ピルと低用量ピルを同時に服用すると、吐き気などの副作用のリスクが高まるため注意しましょう。

アフターピルを服用した後の低用量ピルの再開時期は、12時間以内が目安です。

自己判断での併用は避け、医師に相談して適切な指示を受けるようにしてください。

ピルはオンラインでも入手できる?

ピルはオンラインでも手に入ります。

スマートフォンやパソコンからオンライン上で医師の診察を受け、処方されたピルを自宅などの指定した場所に配送してもらえます。

仕事や育児で忙しく、医療機関を受診する時間が取れない方や近くに婦人科がない方にとって利便性が高いでしょう。

ピルは副作用のリスクもあるため、オンラインでも健康状態を正確に伝え、疑問や不安があれば遠慮なく質問するのが大切です。

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まとめ|目的と体質に合わせて最適なピルを選ぼう!

中用量ピルと低用量ピルは、それぞれ特徴や目的が異なります。

自身の悩みやライフスタイルに合わせて、最適なピルを選ぶことが快適な毎日を送るための第一歩です。

記事のポイント
  • ホルモン量:中用量ピルはエストロゲン配合量が多く、低用量ピルは少ない
  • 目的:中用量ピルは月経移動や緊急避妊、低用量ピルは継続的な避妊や月経困難症・PMS改善
  • 副作用:どちらも副作用の可能性はあるが、中用量ピルの方がホルモン量が多いためややリスクが高い
  • 注意点:年齢やライフステージによって服用時の注意点が異なる

ピルは生理痛の軽減・PMSの改善・避妊・月経周期のコントロールなど、生活の質向上が期待できます。

しかし、種類や服用方法を誤ると効果が得られないだけでなく、副作用に悩まされる可能性もあります。

この記事を参考に、あなたに合ったピルを見つけ健やかで自分らしい毎日を手に入れてくださいね。

この記事を書いた人
著者

Pillina(ピルリナ)編集部

看護師在籍チーム

私たちピルリナ編集部は、現役で医療現場に携わる看護師を中心に、女性の健康と自立を支える情報を発信しています。医療資格を持つスタッフが、ピルに関する正確で信頼できる情報を、わかりやすく丁寧にお届けしています。あなたが自分らしく選択できるよう、医療の専門知識と現場経験を活かしてサポートしていきます。

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